次第を作る

2006.12.9

次第を作る
二十数年前、四度加行の次第を作った
十年前、仏事で使う回向文などの次第を作った
今回、回向文、葬儀次第などを改めて作った

まず様々な回向文、功徳文、諷誦、表白、法則を参考にして十年前に作った次第のバージョンアップを作文する
通夜・葬儀・七日ごとに供養を重ね亡者の得脱を願う忌日廻り・年忌法要・開眼・撥遣などに使うのである。
何を作ったかと説明すれば、簡単に云えば、仏事(檀家勤)を始める前、今から何をするのか何の為するかを発表して儀式終わればこの儀式はこんな功徳が有りこんな安心がある・・・との報告なのです。

例えば仏事の十三回忌の法事には「惟みるに今日弔う処の仏○○○○ 有為の里を去りまして速十三年〜」・・・「十三回忌の法筵に当たり縁者集まり香を焚き灯明をともし香花供物を供え 五輪宝塔婆を捧げ〜」

こつこつと作文して必要な画像を集め少しは使えるようになったイラストレーターで次第型のファイルを作り作文を入れ込むのです、それをプリントしまして120センチ×320センチ大きさに裁断した和紙を上に重ね模写します。
字が筆が上手ならこんな手間はいりません、だが最悪の悪筆なので此の作業は欠かせません。
狭い所でする仏事があります、すぐ後ろの施主や参拝者から丸見えとなる次第、少しでも功徳がさもありんとの作業です。





大体の道具です



写した和紙を和綴じにします



切りそろえます



ここぞと思うとこに四つ穴をあけます



和綴じで使う紐を作ります
愛用のインパクトドライバーであっという間に糸を縒ってでき上がり


穴に通しますどっから始めても上手くできます



完成