仏法僧

仏法僧とは
仏と法と僧を三宝という。
三宝とは

三つの宝の意。仏と法と僧。さとりを開いた人(仏buddha)と、その教え(法dharma)と、それを奉ずる教団(僧sangha)という三つをいう。
仏(さとりを開いた教えの主)・法(その教えの内容)・僧(その教えを受けて修行する集団)の三つを宝にたとえた語。これは仏教を構成する三つの大切な要素である。三宝に帰依することは仏教徒としての基本的条件である。
これらの三つは別のものとしてみればそれぞれ別個であるが、しかし本質的には一つとも考えられる。また釈尊亡き後も三宝はあるべきであるから、その点で、仏像と経巻と出家とを三宝ということができる。

中村元著仏教語大辞典




僧・僧伽(サンガ)

そうぎゃ 1 【僧▼伽】


〔仏〕〔梵 sagha の音訳〕仏教修行者の集団。僧侶の集団。広義には、在家を含む仏教教団全体をいうこともある。和合衆。和合僧。僧祇(そうぎ)。



                  三省堂提供「大辞林 第二版」より

倉敷に「ですぺら庵」と云う「庵」がある。
最初に訪れたのは1988年でした。
ですぺら庵は、約束の訪問日に遅れても、何でもなかった様に迎えてくれまして、次の日は。長島の愛生園に連れて行ってくれた。
ここも初めて。
有名な「人権の橋」を渡れば、ゲートがある。センターラインに立派な管理所があり、その為かどの為か解らぬが車は止らざるえないゲートである。ゲートの中から職員が我々に尋ねる「〜面会ですか?」。ですぺら庵は「違います。宴会です!」と答えた。その通りでした、夜は愛生園患者(?)3人様と宴会でした。それも強力なものでした。(現在はゲートはあるがフリーパス)

ですぺら庵は、人を愛し。自然を愛し。耳目した事にほおかぶりをせず、大勢を引き受ける庵です。僧伽(サンガ)と云う言葉に触れるたびに、ここを思い出すのです。

その後、愛生園で出会った泉やん、木村さんは他界した。秋さんは元気だ。
ですぺら庵の皆も秋さんもアミーゴよ。




戻る